アデル、ブルーは熱い色/Blue Is the Warmest Colour/2013/France/Adèle Exarchopoulos, Léa Seydoux
自分に想いを寄せる男の子と親密になるアデル。
思春期という多感な時期に自覚する周りと違う"違和感"が、自身を追い詰める。
通りすがりにすれ違ったブルーの髪色をしたエマに一目惚れをしてから、偶然にもBarで再会したアデルとエマ。
今までのような可憐な少女のレア・セドゥはそこにはなく、紳士的で男前なエマ。
裕福な家庭で育ち、自由に、アートに生きて、我人生を切り開いていく芯の強さを持つひと。
アデル・エグザルホプロスと同名、あどけなく、本能の赴くまま、なところがあるアデル。
一般家庭で育ち、興味がある文学の道へは進まず、安定を求めた人生を歩むひと。
対極したような2人が、深く、深く、恋に落ちる。恋に落ちたひとが、同性だっただけ。
相手の"性"が違うだけで、"人"を愛する気持ちは同じなんだよね、きっと。
大恋愛をして、新たな道に進む2人に幸あれ。またひとつ、お気に入りのフランス映画ができました。
Lykke Liファンとしては音楽に気分が↑(上)がったり、デニムの着こなしも見所でした。
